「あいやこ」はどこの言葉?
「あいやこ」は奈良県の方言だよ。
「あいやこ」は標準語で?
あいやこ
標準語で、『共有』
「あいやこ」は、標準語の『共有』と同様に、
「みんなで使う」や「みんなで分け合う」という意味なんだよ。
「あいやこ」はどういう意味?
「あいやこ」は「みんなで使う」や「みんなで分け合う」を表す時に使われます。
たとえばね、学校でみんなで使うクレヨンやボール、そういうのを「あいやこ」と言ったりするんだ。
また、家族で一緒に食べるお菓子も、「あいやこのお菓子だね」と言うことがあるよ。
奈良県では、みんなで共有するもの、みんなで使うものを「あいやこ」という言葉で表現します。
「あいやこ」の語源・由来
「あいやこ」は、「相共(あいとも)」という言葉が変化したものです。
「相共」とは、もともと「互いに共有する」や「共同で使う」という意味を持つ古い日本語です。
奈良県では、この「相共」が訛って「あいやこ」という形になりました。
このように、「あいやこ」という方言は、「相共」から派生し、共有や共同使用を意味する言葉として奈良県独自の発展を遂げたんですね。
「あいやこ」の使い方
この辺りの畑、みんなで作業してるの?
うん、ここはあいやこでやってるんや。みんなで手伝って、作った野菜は分け合うんや。
へえ、それはいいね。みんなで力を合わせるんやね。
そうや。一緒にやるから、仕事も楽しくできるし、あいやこの精神が大事やと思うわ。
「あいやこ」の例文
この道具はみんなで使うから、あいやこやで。
この道具はみんなで使うから、共有だよ。
お祭りの準備は、村のあいやこでやるんや。
お祭りの準備は、村の共同作業でやるんだ。
この野菜、畑でとれたんやけど、あいやこやから持って帰っていいで。
この野菜、畑で取れたんだけど、共有だから持って帰っていいよ。
家族であいやこにしてる車やから、使う時は言うてな。
家族で共有している車だから、使う時は言ってね。
この部屋はあいやこで使ってるから、いつでも使ってええで。
この部屋は共有で使っているから、いつでも使っていいよ。