「よかよか」はどこの言葉?

「よかよか」は福岡県の方言だよ。
「よかよか」は標準語で?
よかよか
標準語で、『いいよ』

「よかよか」は、標準語の『いいよ』と同じ意味だよ。
「よかよか」はどういう意味?
「よかよか」は簡単に言うと、「大丈夫だよ」「問題ないよ」という感じで使いますが、もっとフレンドリーな響きがあります。

たとえば、友だちが「これ、借りてもいい?」って聞いてきたら、「よかよか、気にせんでええよ」と答えることができるんよ。
これは「いいよ、気にしないでね」という意味になるんよ。
また、「遊びに行ってもいい?」って聞かれたら、「よかよか、楽しんできてね」と言うこともできるんよ。
これは「いいよ、楽しんできてね」ということやね。
「よかよか」は、福岡の人たちがよく使う言葉で、親しみやすさや温かさを感じさせます。
「よかよか」の語源・由来

この「よかよか」という表現は、実は「良かろう」が変化したものと考えられています。
古くは「よかろう」と言われていたものが、時間が経つにつれて短縮され、「よかよか」となったのです。
これは、日本の多くの方言に共通する現象で、長いフレーズが使いやすく、親しみやすい形に変化することがよくあります。

また、「良かろう」自体が、「良いだろう」という意味の標準語の表現です。
この「良いだろう」が地域によって異なるニュアンスや発音の特色を持ち、福岡県では「よかよか」という形になったとされています。

「よかよか」という表現は、肯定の意味で広く使われており、「いいよ」「大丈夫だよ」という意味合いを持っています。
このように、言葉は時間と共に変化し、地域に根差した独自の形を作り出すものです。
福岡県における「よかよか」も、そうした言語の進化の一例と言えるでしょう。
「よかよか」の使い方

昨日、新しいカフェ行ったけど、すごく良かったとよ。

ほんなら、今度一緒に行こうか?

あたりまえやん、よかよか。いつでも連れてってあげるばい。
「よかよか」の例文

遅れてごめん。

いや、よかよか、待ってたばってん。

遅れてごめんなさい。

いえ、いいですよ、待っていましたから。

手伝ってくれる?

よかよか、何が必要か言うてみい。

手伝ってもらえますか?

いいですよ、何が必要か教えてください。