方言「わっぜ」を解説

「わっぜ」はどこの言葉?

方言クマ
方言クマ

「わっぜ」は鹿児島県の方言だよ。

「わっぜ」は標準語で?

わっぜ

  標準語で、『大変』『とても』

方言ハチ
方言ハチ

「わっぜ」は、標準語の『大変』『とても』と同じ意味だよ。

「わっぜ」はどういう意味?

「わっぜ」は「大変」や「とても」という意味を持つ言葉です。

方言イヌ
方言イヌ

例えば、学校でテストが難しかったときに、「このテスト、わっぜ難しかった!」って言うと、「このテスト、とても難しかった!」という意味になるんだよ。

また、とても楽しい遊びをしているときに、「今日はわっぜ楽しいね!」って言ったりもするよ。

これは「今日はとても楽しいね!」という意味だね。

「わっぜ」という言葉は、鹿児島の人たちがよく使っていて、何かがすごく大変だったり、とても良かったりするときに使います。鹿児島では、日常会話の中でとても便利な言葉です。

「わっぜ」の語源・由来

方言博士
方言博士

わざわい」という言葉が変化したものであると考えられています。「わざわい」は、「災い」「不幸」などの意味を持つ言葉です。

つまり、「わっぜ」は、「災い」「不幸」などの意味から、大変なことや、とても良いことなどの意味を持つようになったと考えられています。

方言博士
方言博士

また、「わっぜ」は、薩摩藩の武士言葉から由来するという説もあります。

薩摩藩の武士は、戦場での指揮や、日常生活において、相手の意図を迅速に理解し、的確な指示を出すことが求められていました。

そのため、「わっぜ」のような簡潔でわかりやすい言葉遣いが使われるようになったと考えられています。

助手ヒヨコ
助手ヒヨコ

「わっぜ」という言葉は、鹿児島県の人々の生活や感情の表現に深く根ざしており、その地域独特の文化や言語の背景を反映していると言えます。

このような方言は、その地域の歴史や文化を理解する上で重要な役割を果たしています。

「わっぜ」の使い方

方言ネコ
方言ネコ

わっぜきびしせんせーじゃ

方言ペンギン
方言ペンギン

そうじゃな、あの先生はほんとにきびしいばってん、その分、生徒のことをよー考えてくれとる。

「わっぜ」の例文

方言ゾウ
方言ゾウ

わっぜきびしせんせーじゃ

標準語ウサギ
標準語ウサギ

たいへん厳しい先生だ

タイトルとURLをコピーしました