「うるさい」はどこの言葉?

「うるさい」は高知県の方言だよ。
「うるさい」は標準語で?
うるさい
標準語で、『うっとうしい』

「うるさい」は、標準語の『うっとうしい』と同じ意味だよ。
「うるさい」はどういう意味?
普通、「うるさい」と聞くと、音が大きくて騒がしいことを思い浮かべるかもしれませんね。
でも、高知県で使われる「うるさい」は、ちょっと違うんですよ。

例えば、雨がずっと降っていて外遊びができないとか、部屋が散らかっていて気持ちが晴れないとき、そんな時に「うるさい」と言うんだ。
つまり、何かが気になって落ち着かないとか、嫌な感じがするときに使う言葉なんだ。
高知県の人が「うるさい」と言ったら、何かしら心配事があるか、気分がすっきりしない時かもしれませんね。
「うるさい」の語源・由来

この言葉の由来は、はっきりとはわかっていませんが、いくつかの説があります。
音が大きい、騒がしいという意味は、標準語と同じく、音の響きが耳につきやすいことから、この言葉が使われるようになったと考えられます。

うるさいという言葉が本来もつ、不快感という意味が、うっとうしいという使い方に広がったようです。

方言はその地域のコミュニティ内でのコミュニケーションを促進する役割を持っており、高知県の「うるさい」も、地元の人々にとって非常に自然な表現であり、共感や理解を深めるのに役立っていると思われます。
「うるさい」の使い方

ずっと雨が降ってて、外に出られんのがうるさいわ。

ほんま、このうるさい天気はいつまで続くんやろな。

洗濯物も乾かんで、部屋の中もうるさいし。

うちも同じや。ジメジメしてて気分もうるさくなるわ。
「うるさい」の例文

この部屋、暗くてうるさいわ。

この部屋、暗くて気分が滅入るわ。

雨がずっと降ってて、もううるさい。

雨がずっと降っていて、もう嫌になる。

彼の文句ばっかり言うのが、うるさいなぁ。

彼がいつも文句ばかり言うのが、うんざりするなぁ。

今日は仕事が忙しすぎて、頭がうるさい。

今日は仕事が忙しすぎて、頭が疲れ果てている。