方言「うるさい」を解説

「うるさい」はどこの言葉?

方言クマ
方言クマ

「うるさい」は高知県の方言だよ。

「うるさい」は標準語で?

うるさい

  標準語で、『苦しい』

方言ハチ
方言ハチ

「うるさい」は、標準語の『苦しい』と同じ意味だよ。

「うるさい」はどういう意味?

普通、「うるさい」と聞くと、音が大きくて騒がしいとか、人がたくさん話していてうるさく感じることを思い浮かべるかもしれません。
でも、高知県で使う「うるさい」は、ちょっと違う意味があるんです。

方言イヌ
方言イヌ

たとえば、体がすごく痛くて辛いときや、何かがすごく困っているときに、「うるさい」と言うんだ。

高知県の人が「うるさい」と言ったら、その人は何かしら苦しんでいるかもしれないと思ってね。

方言って、同じ言葉でも地域によって全然違う意味を持つことがあるんです。

「うるさい」の語源・由来

方言博士
方言博士

この言葉の由来は、はっきりとはわかっていませんが、いくつかの説があります。

音が大きい、騒がしいことが、苦しい印象を与えるからと考えられます。

面倒だ、しつこい、やりきれないことが、苦しい印象を与えるからと考えられます。

方言博士
方言博士

うるさいという言葉が本来もつ、不快感という意味が、苦しいという使い方に広がったようです。

助手ヒヨコ
助手ヒヨコ

高知県の「うるさい」も、地元の人々にとっては非常に自然な表現であり、地域間のコミュニケーションを豊かにしています。

「うるさい」の使い方

方言ネコ
方言ネコ

昨日から腹が痛くて、全然寝られんかったよ。

方言ペンギン
方言ペンギン

それは大変やね。どうしようもなくて、うるさい状態やったん?

方言ネコ
方言ネコ

うん、本当にうるさくて。病院行こうかと思ったくらいや。

方言ペンギン
方言ペンギン

そんなにうるさいなら、早めに病院行った方がええよ。無理せんといてな。

「うるさい」の例文

方言ゾウ
方言ゾウ

この靴、歩くと足が痛くてうるさいわ。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

この靴を履いて歩くと、足が痛くて辛いわ。

方言ゾウ
方言ゾウ

今日は仕事が忙しすぎて、うるさいくらいやった。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

今日は仕事が忙しすぎて、非常に苦しかった。

方言ゾウ
方言ゾウ

暑さで夜中に目が覚めて、ずっとうるさいかった。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

暑さで夜中に目が覚めて、ずっと苦しくてたまらなかった。

方言ゾウ
方言ゾウ

彼、体調悪そうやな。顔がうるさい感じしてる。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

彼、体調が悪そうだね。顔に苦しそうな表情が見える。

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