方言「つべくそ」を解説

「つべくそ」はどこの言葉?

方言クマ
方言クマ

「つべくそ」は徳島県の方言だよ。

「つべくそ」は標準語で?

つべくそ

  標準語で、『よけいなお節介』

方言ハチ
方言ハチ

「つべくそ」は、標準語の『よけいなお節介』と同じ意味で、ちょっと余計に人のことに首を突っ込んじゃうような行動を指すんだ。

「つべくそ」はどういう意味?

「つべくそ」はちょっと余計に人のことに首を突っ込んじゃうような行動を指します。

方言イヌ
方言イヌ

友達が自分で何かをしようとしているのに、無理に手伝おうとしたり、アドバイスをしたりすることがあるでしょ。

でも、その友達は「自分でできるから大丈夫」と思っている時もあるんだ。

そういう時に、どうしても手伝おうとするのが「つべくそ」っていうわけ。要は、人が望んでいないのに、自分から勝手に手を出すことを言うんだよ。

徳島県の人たちが昔から使っている方言です。
日本にはいろいろな地域があり、それぞれに独自の方言があるんですよ。

「つべくそ」の語源・由来

方言博士
方言博士

この「つべくそ」という言葉は、具体的な語源についてははっきりとした記録が残っていないため、詳細は不明です。

しかし、一般的には、日常生活の中で自然と生まれた言葉と考えられています。

助手ヒヨコ
助手ヒヨコ

方言とは、特定の地域で使われる独特の言葉や言い回しのことを指し、その地域の文化や歴史、生活様式が反映されることが多いです。

徳島県の「つべくそ」も、地域社会の中での人々の関わりやコミュニケーションの仕方が影響して形成された言葉と推測されます。

「つべくそ」の使い方

方言ネコ
方言ネコ

ねえ、昨日の夜、隣のおばちゃんが急にウチに来て、掃除しようとしたんよ。

方言ペンギン
方言ペンギン

ほんま?またおばちゃん、つべくそやな。

方言ネコ
方言ネコ

そうそう、ぜんぜん頼んでないのに、勝手に箒(ほうき)持ってきてさぁ。

方言ペンギン
方言ペンギン

うちのおばあちゃんもそうやったわ。何かするたびに、いちいち手出ししてくるんよ。

方言ネコ
方言ネコ

つべくそって、たまにはいいけど、毎日だとちょっとねぇ。

「つべくそ」の例文

方言ゾウ
方言ゾウ

また彼がつべくそしてきたわ

標準語ウサギ
標準語ウサギ

また彼が余計なお節介をしてきたわ

方言ゾウ
方言ゾウ

そんなにつべくそせんといてよ

標準語ウサギ
標準語ウサギ

そんなに余計なことをしないでよ

方言ゾウ
方言ゾウ

うちの母ちゃん、いつもつべくそやって困るわ

標準語ウサギ
標準語ウサギ

うちの母は、いつも余計なお節介をやって困るわ

方言ゾウ
方言ゾウ

つべくそされると、逆に手間が増えるんよ

標準語ウサギ
標準語ウサギ

余計なお節介をされると、逆に手間が増えるんだよ

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