方言「さしね」を解説

「さしね」はどこの言葉?

方言クマ
方言クマ

「さしね」は青森県の方言だよ。

「さしね」は標準語で?

さしね

  標準語で、『うるさい』

方言ハチ
方言ハチ

「さしね」は、標準語の『うるさい』と同じ意味だよ。

「さしね」はどういう意味?

「さしね」は「うるさい」という意味です。
つきまとったりする相手に対して、「うっとうしい」といった意味でも使います。

方言イヌ
方言イヌ

「さしね」って言われたくないね。。

地域や年代によっては「しゃしね」とも言います。

「さしね」の語源・由来

方言博士
方言博士

「せわしない」の省略と言われています。

「せわ」が「さ」に変化して「さしない」となり、「ない」が「ね」になりました。

助手ヒヨコ
助手ヒヨコ

せわしない人を「気さしね人」と言ったりします。

この場合は、「気がうるさい」というよりも、「気がせわしない」というほうが適当であると思われます。

「さしね」の使い方

方言ネコ
方言ネコ

わらはんどさしねくて仕事さなね

方言ペンギン
方言ペンギン

あらや、それは困ったね。でも、わらはんども元気が一番だ。

ちょっとした工夫で、静かにさせることもできるかもしれんね。

時には一緒に遊んでやるんもいいかもしれんよ。

「さしね」の例文

方言ゾウ
方言ゾウ

わらはんどさしねくて仕事さなね

標準語ウサギ
標準語ウサギ

子供達がうるさくて仕事にならない

方言ゾウ
方言ゾウ

隣の教室さしねくて、授業さなね

標準語ウサギ
標準語ウサギ

隣の教室がうるさくて、授業にならない

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