方言「まさか」を解説

「まさか」はどこの言葉?

方言クマ
方言クマ

「まさか」は埼玉県の方言だよ。

「まさか」は標準語で?

まさか

  標準語で、『とても』『はなはだ』

方言ハチ
方言ハチ

「まさか」は、標準語の『とても』『はなはだ』と同じ意味だよ。

「まさか」はどういう意味?

「まさか」は「とても」という意味です。

方言イヌ
方言イヌ

標準語の「まさか嘘じゃないよね」は否定表現として使うから全然違うね。

「まさか」の語源・由来

方言博士
方言博士

「まさ」は「正」、「か」は「ほのか」「確か」と同じく状態性の語を作る接尾辞です。

上代には「まさに今」の意味で用いられました。

副詞としては近世から使われていて、現代と同じく否定表現と共起する例のほか、「まさか(本当に)覚えようといふ心のものが少ない」(滑稽本『古朽木』)のように、肯定表現と共起する例もみられます。

助手ヒヨコ
助手ヒヨコ

まさにその状態であることを強調する、という意味が、程度の強調につながっていったものだと考えられます。

「まさか」の使い方

方言ネコ
方言ネコ

まさか歌がうまいんね

方言ペンギン
方言ペンギン

えっ、ホント? そんなことねーよ、普通だよ。

「まさか」の例文

方言ゾウ
方言ゾウ

まさか歌がうまいんね

標準語ウサギ
標準語ウサギ

とても歌がうまいね

方言ゾウ
方言ゾウ

まさか暑いやね

標準語ウサギ
標準語ウサギ

とても暑いね

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