方言「きときと」を解説

「きときと」はどこの言葉?

方言クマ
方言クマ

「きときと」は富山県の方言だよ。

「きときと」は標準語で?

きときと

  標準語で、『新鮮』『精力的なこと』

方言ハチ
方言ハチ

「きときと」は、標準語の『新鮮』『精力的なこと』と同じ意味だよ。

「きときと」はどういう意味?

「きときと」は「新鮮」や「元気で活発なこと」を意味します。

方言イヌ
方言イヌ

たとえば、市場でとれたての魚を見たときに、「この魚、きときとしてるね!」と言うんだよ。

これは「この魚、とても新鮮だね!」という意味になるんだ。

また、元気いっぱいに遊んでいる子どもたちを見て、「あの子たち、きときとしてるなぁ」と言ったりもするよ。

それは「あの子たち、とても元気で活発だなぁ」という意味だね。

「きときと」という言葉は、富山県の人たちが使っていて、新鮮なものや元気な様子を表現するのにとても便利です。

「きときと」の語源・由来

方言博士
方言博士

一つの説は、古代日本語の「きときと」が変化したものです。

古代日本語の「きときと」は、「輝く」「輝き渡る」という意味で、そこから「生き生きとしている」「新鮮である」という意味に変化したと考えられています。

もう一つの説は、富山県の方言で「活気がある」「元気な」を意味する「ききち」が変化したものです。

この説では、富山県の海の幸が新鮮で、活気があることから、「ききち」が「きときと」に変化したと考えられています。

助手ヒヨコ
助手ヒヨコ

「きときと」という言葉は、富山県の自然環境や生活様式が反映された独特の方言であることは間違いありません。新鮮なものや活動的な様子を表すのに使われるこの言葉は、富山県の文化や人々の生活を色濃く表していると言えるでしょう。

「きときと」の使い方

方言ネコ
方言ネコ

昨日、港でとれたてのサバ買ってきたんやけど、めっちゃきときとしてたわ。

方言ペンギン
方言ペンギン

ほんま?サバのきときとしたのは最高やね。どうやって食べる予定なん?

方言ネコ
方言ネコ

炭火で焼いて、塩だけで食べようと思ってる。新鮮やから、それだけで充分やろうしな。

方言ペンギン
方言ペンギン

うちも先週、市場で海の幸をいっぱい買ってきたんよ。アジもイカも全部きときとしてて、美味しかったわ。

「きときと」の例文

方言ゾウ
方言ゾウ

朝市で買った魚、めっちゃきときとしてて美味しかったわ。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

朝市で買った魚はとても新鮮で、とても美味しかったです。

方言ゾウ
方言ゾウ

この辺の山菜、採りたてやからきときとしてるねん。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

この辺りの山菜は採りたてなので、非常に新鮮ですね。

方言ゾウ
方言ゾウ

子どもたちが公園で遊んどるけど、きときとしてて元気がええわ。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

子どもたちが公園で遊んでいるけれど、とても元気で活発ですね。

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