方言「きまぐ」を解説

「きまぐ」はどこの言葉?

方言クマ
方言クマ

「きまぐ」は青森県の方言だよ。

「きまぐ」は標準語で?

きまぐ

  標準語で、『腹を立てる』『怒る』

方言ハチ
方言ハチ

「きまぐ」は、標準語の『腹を立てる』『怒る』と同じ意味だよ。

「きまぐ」はどういう意味?

「きまぐ」は「怒る」のほかにも「叱る」の意味で使われることもあります。

方言イヌ
方言イヌ

「きまげる」は似てるんだけど、内面にとどまっている怒りを表すことが多いんだ。

「くやしい」「残念だ」の意味になるよ。

青森県南部では「きもやぐ」と使われています。

「きまぐ」の語源・由来

方言博士
方言博士

「肝をやく」、「肝が焼ける」が語源と言われています。

それぞれの助詞の「を・が」が省略されて、「きま焼ぐ・きま焼げる」となり、「も」→「ま」と変化したものが、更に省略形をとるようになったと考えられています。

助手ヒヨコ
助手ヒヨコ

「きま焼ぐ・きま焼げる」も実際に使われています。

「きまぐ」の使い方

方言ネコ
方言ネコ

おえのおやじ、すぐきまぐんだね。

方言ペンギン
方言ペンギン

あらや、それは大変だね。でも、おとっつぁんも色々と思うとこあるんだろう。

「きまぐ」の例文

方言ゾウ
方言ゾウ

おえの親父、すぐきまぐんだね。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

うちの親父は、すぐに腹を立てるんだよ。

方言ゾウ
方言ゾウ

そうきまぐもんでねぞ

標準語ウサギ
標準語ウサギ

そんなに腹を立てるもんじゃないぞ

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