方言「ほじねぁ」を解説

「ほじねぁ」はどこの言葉?

方言クマ
方言クマ

「ほじねぁ」は秋田県の方言だよ。

「ほじねぁ」は標準語で?

ほじねぁ

  標準語で、『正気でない』『ぼんやりしている』

方言ハチ
方言ハチ

「ほじねぁ」は、標準語の『正気でない』『ぼんやりしている』と同じ意味だよ。

「ほじねぁ」はどういう意味?

「ほじねぁ」は「正気でない」という意味や、「記憶が確かでない」、「思慮分別がない」という意味で使われます。

方言イヌ
方言イヌ

「ほじねぁ」は色々な意味で使われるんだね。

青森県でも同じ意味で使われます。

「ほじねぁ」の語源・由来

方言博士
方言博士

「本地ない」もしくは「方図ない」が転じたものと言われています。

「本地」は仏教用語で、万物の根本となる本来の姿、転じて正気、確かな意識、思慮分別を意味しています。

方言博士
方言博士

これを失った状態なので、正気でない、しっかりした意識がない、思慮分別がない、という意味になります。

助手ヒヨコ
助手ヒヨコ

「方図」は際限、限度の意味で、「方図がない」は、際限がない、後先の区別もつかない、途方もないという意味です。

「ほじねぁ」の使い方

方言ネコ
方言ネコ

どごさしまったが、ほじねぁな

方言ペンギン
方言ペンギン

いっしょにさがせば、きっと見つかるがね。

どんなもんか、ほじねぁな情報でもええから、教えてくれんか?

方言ネコ
方言ネコ

2階から落ぢで、ほじねぁぐなった

方言ペンギン
方言ペンギン

あらやだ、それは大変じゃ。すぐに救急車呼んだか?

しっかりと治療受けて、早う元気になるといいね。心配じゃ。

「ほじねぁ」の例文

方言ゾウ
方言ゾウ

2階から落ぢで、ほじねぁぐなった

標準語ウサギ
標準語ウサギ

2階から落ちて、意識不明の状態になった

方言ゾウ
方言ゾウ

ほじねぁして、めんぼぐねぁがったんしな

標準語ウサギ
標準語ウサギ

ぼんやりして、申し訳なかったです

方言ゾウ
方言ゾウ

どごさしまったが、ほじねぁな

標準語ウサギ
標準語ウサギ

どこにしまったか、はっきりしないな

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