方言「ごしゃぐ」を解説

「ごしゃぐ」はどこの言葉?

方言クマ
方言クマ

「ごしゃぐ」は秋田県の方言だよ。

「ごしゃぐ」は標準語で?

ごしゃぐ

  標準語で、『怒る』

方言ハチ
方言ハチ

「ごしゃぐ」は、標準語の『怒る』と同じ意味だよ。

「ごしゃぐ」はどういう意味?

「ごしゃぐ」は怒ったり、叱ったりするときに使われます。

方言イヌ
方言イヌ

例えば、悪いことをした子供を叱るときに使ったりするんだ。

「ごしゃぐ」の語源・由来

方言博士
方言博士

「後世を焼く」が語源と言われています。「後世」とは、生まれ変わった後の世、特に来世の安楽のことを言います。

恨みや怒りが起これば、自分の後世を焼き尽くしてしまうので、それを慎むようにという意味の仏教用語です。

「ごせ」が訛って「ごじゃく」という言葉が生まれました。

方言博士
方言博士

「ごせ」については他に「五臓」が転じて「五臓を焼く」は「肝を焼く」を表現した説などがあります。

助手ヒヨコ
助手ヒヨコ

「ごじゃぐ」は山形県でも同じように使われます。

「ごしゃぐ」の使い方

方言ネコ
方言ネコ

わりごとしたんで、孫どごごしゃいだ

方言ペンギン
方言ペンギン

そうかい、孫を叱るのも愛情じゃ。わりごとしたら、ちゃんと叱って、正しいことを教えなきゃならん。

「ごしゃぐ」の例文

方言ゾウ
方言ゾウ

わりごとしたんで、孫どごごしゃいだ

標準語ウサギ
標準語ウサギ

悪いことをしたので、孫を叱った

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