方言「がんぜき」を解説

「がんぜき」はどこの言葉?

方言クマ
方言クマ

「がんぜき」は山口県の方言だよ。

「がんぜき」は標準語で?

がんぜき

  標準語で、『熊手』

方言ハチ
方言ハチ

「がんぜき」は、標準語の『熊手』と同じ意味だよ。

「がんぜき」はどういう意味?

「がんぜき」は熊手のことです。

方言イヌ
方言イヌ

「熊手」は落ち葉などをかき集める用具のことだよ。

山口西部では「がんぜき」ですが、山口東部では「がんざき」と言われています。

「がんぜき」の語源・由来

方言博士
方言博士

「かきじき(掻敷)」に由来するものではないでしょうか。

掻敷は、『平らに広げのべる』、『敷く』、また、食物を器に盛る時、葉などを下に敷くことをいいます。

助手ヒヨコ
助手ヒヨコ

東北には「かんじき」「がんじき」「がんぜき」と呼ばれる木製の滑り止めがあります。

深い雪の中に足を踏み込まないように、靴やわら靴などの下につける道具で木枝やつるなどを円形や楕円形に作ったもののことです。

これらの言葉も同語源だと思われています。

「がんぜき」の使い方

方言ネコ
方言ネコ

勝手に人のがんぜき使うなっちゃ

方言ペンギン
方言ペンギン

あんたもそう怒らんでも、使ったら元の場所に戻しとるばい。

「がんぜき」の例文

方言ゾウ
方言ゾウ

勝手に人のがんぜき使うなっちゃ

標準語ウサギ
標準語ウサギ

勝手に人の熊手を使わないでくれよ

方言ゾウ
方言ゾウ

がんぜきもってきてー

標準語ウサギ
標準語ウサギ

熊手持ってきてー

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