方言「ちんちんかく」を解説

「ちんちんかく」はどこの言葉?

方言クマ
方言クマ

「ちんちんかく」は富山県の方言だよ。

「ちんちんかく」は標準語で?

ちんちんかく

  標準語で、『正座する』

方言ハチ
方言ハチ

「ちんちんかく」は、標準語の『正座する』と同じ意味だよ。

「ちんちんかく」はどういう意味?

「ちんちんかく」は「正座する」という意味です。

方言イヌ
方言イヌ

例えば、学校で先生が「ちんちんかいて聞いてね」と言ったら、それは「正座してよく聞いてね」という意味になるんだよ。

正座っていうのは、足を後ろにたたんで座ることを言うんだ。

お家でおじいちゃんやおばあちゃんが「ちんちんかいてご飯食べよう」と言うこともあるかもしれないね。

それは「正座してご飯を食べよう」という意味だよ。

「ちんちんかく」は、富山県の人たちが使っている特別な言葉で、他の地域の人は使わないかもしれません。

「ちんちんかく」の語源・由来

方言博士
方言博士

一つの説は、富山県の方言では「鎮座」の「座」が「か」に変化する傾向があるため、そこから「ちんちんかく」になったとする説です。

もう一つの説は、富山県の方言では「おとなしく」を意味する「ちん」と「座る」を意味する「かく」が重なって「ちんちんかく」になったとする説です。

助手ヒヨコ
助手ヒヨコ

いずれにしても、富山県の方言「ちんちんかく」は、古くから使われてきた言葉であることは間違いありません。

「ちんちんかく」の使い方

方言ネコ
方言ネコ

今日、学校で先生にちんちんかいてって言われたんよ。

方言ペンギン
方言ペンギン

ああ、それは大変やったな。長い時間ちんちんかいてたん?

方言ネコ
方言ネコ

うん、けっこう長い間やったわ。足がしびれてきて大変やった。

方言ペンギン
方言ペンギン

たまには足を伸ばさなアカンね。

「ちんちんかく」の例文

方言ゾウ
方言ゾウ

お祖母ちゃんの家では、いつもちんちんかいてご飯を食べるんよ。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

お祖母ちゃんの家では、いつも正座してご飯を食べます。

方言ゾウ
方言ゾウ

学校の行事で、長い時間ちんちんかいてたら、足がしびれてきたわ。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

学校の行事で、長い時間正座していたら、足がしびれてきました。

方言ゾウ
方言ゾウ

子どもたちには、ちんちんかくことを教えないといけないな。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

子どもたちには、正座することを教えなければなりませんね。

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