方言「ちんちん」を解説

「ちんちん」はどこの言葉?

方言クマ
方言クマ

「ちんちん」は鳥取県の方言だよ。

「ちんちん」は標準語で?

ちんちん

  標準語で、『親しい仲』『親友』

方言ハチ
方言ハチ

「ちんちん」は、標準語の『親しい仲』『親友』と同じ意味だよ。

「ちんちん」はどういう意味?

「ちんちん」はすごく仲のいい友達のことを表す特別な言葉です。

方言イヌ
方言イヌ

たとえば、学校でいつも一緒にいる友達や、秘密を話したり、いつも助け合っている友達のことを、「ちんちん」と言うんだよ。

これは、その友達とすごく親しい、という意味なんだ。

「ぼくの一番のちんちんは、太郎だよ」と言ったら、それは「太郎くんはぼくの一番親しい友達だよ」という意味になるんだ。

このように、鳥取県では大切な友達のことを「ちんちん」と呼んで、その友達との大切な関係を大事にしているんだよ。

「ちんちん」の語源・由来

方言博士
方言博士

一つの説は、中国地方の方言で「一緒にいる」「仲間」を意味する「ちん」に、親しみを表す「ちん」が重なったとする説です。

もう一つの説は、中国地方の方言で「近い」「親しい」を意味する「ちか」に、親しみを表す「ちん」が重なったとする説です。

方言博士
方言博士

また、別の説として、中国地方の方言で「ちんちん」が「小さい」「ちびっこ」を意味する言葉であり、そこから「仲間」「親友」の意味に派生したとする説もあります。

助手ヒヨコ
助手ヒヨコ

具体的には、鳥取県の県北部を中心に、倉吉市、鳥取市、米子市などの地域で広く使われてきました。

また、鳥取県出身の有名人や漫画のキャラクターなどが「ちんちん」という言葉を使っていたことで、全国的に知られるようになりました。

「ちんちん」の使い方

方言ネコ
方言ネコ

ねえ、最近、学校で新しい友達できたんやけど、もうちんちんなんよ。

方言ペンギン
方言ペンギン

へえ、そうなん?どんな子なん?

方言ネコ
方言ネコ

めっちゃ面白くて、いつも一緒におるんよ。授業も放課後もずっと一緒や。

方言ペンギン
方言ペンギン

それはええなぁ。ちんちんな友達ができると、学校生活も楽しくなるやろな。

「ちんちん」の例文

方言ゾウ
方言ゾウ

彼とは小さい頃からちんちんやけん、何でも話せるんよ。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

彼とは小さい頃からとても親しいので、何でも話せます。

方言ゾウ
方言ゾウ

この間、久しぶりにちんちんな友達に会ったんよ。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

この間、久しぶりにとても親しい友達に会いました。

方言ゾウ
方言ゾウ

あの二人はいつ見てもちんちんで、いい関係やなと思うわ。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

あの二人はいつ見てもとても親密で、良い関係だなと思います。

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