方言「あて」を解説

「あて」はどこの言葉?

方言クマ
方言クマ

「あて」は京都府の方言だよ。

「あて」は標準語で?

あて

  標準語で、『私』

方言ハチ
方言ハチ

「あて」は、標準語の『私』と同じ意味だよ。

「あて」はどういう意味?

「あて」は私という意味です。標準語とは違う意味なので、注意が必要です。

方言イヌ
方言イヌ

共通語の「あて」は「目的」「見込み」「頼り」の意味だよね。

もし京都の人に「あてが外れた」って言っちゃうと、「私が外れた?」ってなるんだね。

「あて」は関西地方で、主に女性が自分自身を指す言葉として使います。
他にも「酒の肴」「つまみ」の意味でも使われます。

「あて」の語源・由来

方言博士
方言博士

この語の由来については、いくつかの説があり、明確にはわかりませんが、古代日本における一人称代名詞としての用法があったという見解があります。

これは、「あて」と「我」が同根であるとする考え方で、自分を指す際に「あて」と自称することが古くから行われていたことを示唆しています。

助手ヒヨコ
助手ヒヨコ

私を表す方言は、「あて」のほかにも「わて」や「うち」「わたい」「あたい」といった表現もあります。

「あて」の使い方

方言ネコ
方言ネコ

あてはそんなん知りまへん

方言ペンギン
方言ペンギン

ほな、あてもちょっと調べてみるわ

なんか分かったら教えてあげる

「あて」の例文

方言ゾウ
方言ゾウ

あてかてしてみとおす

標準語ウサギ
標準語ウサギ

私だってしてみたいです

方言ゾウ
方言ゾウ

あてはそんなん知りまへん

標準語ウサギ
標準語ウサギ

私はそんなこと知りません

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