方言「あいがとぐわした」を解説

「あいがとぐわした」はどこの言葉?

方言クマ
方言クマ

「あいがとぐわした」は宮崎県の方言だよ。

「あいがとぐわした」は標準語で?

あいがとぐわした

  標準語で、『ありがとうございました』

方言ハチ
方言ハチ

「あいがとぐわした」は、標準語の『ありがとうございました』と同様に、

一般的な日本語の「ありがとう」と「ございました」が組み合わさった形で、感謝の意を過去の出来事に対して表す際に用いられます。

「あいがとぐわした」はどういう意味?

「あいがとぐわした」は感謝の意を過去の出来事に対して表す際に用いられます。

方言イヌ
方言イヌ

普通に「ありがとう」って言うときは、その時その場でお礼を言ってるけど、「あいがとぐわした」は、ちょっと前に何かしてもらったことに対して「ありがとう」って言ってるんだよ。

だから、「ありがとう」と同じだけど、ちょっと昔のことに使うんだね。

このように「あいがとぐわした」は、日常会話でよく用いられ、地域の特色をよく表している言葉の一つです。

「あいがとぐわした」の語源・由来

方言博士
方言博士

まず、「ありがとう」という言葉は、日本全国でよく使われる感謝の表現です。

これに、敬語の過去形「ございました」が結びついています。

しかし、方言ではしばしば言葉が短縮されたり、独特の発音に変化することがあります。

方言博士
方言博士

宮崎県において、「ありがとう」が「あいがと」という形に変化し、さらに過去形を示す「ございました」が「ぐわした」という形になりました。

助手ヒヨコ
助手ヒヨコ

このように変化する過程で、地域の発音の特徴や話し言葉の流れやすさが反映されています。

「あいがとぐわした」の使い方

方言ネコ
方言ネコ

先週、畑の草取りを手伝ってくれて、ほんとに助かったよ。

方言ペンギン
方言ペンギン

とんでもない。

方言ネコ
方言ネコ

いや、本当に。あいがとぐわした。

「あいがとぐわした」の例文

方言ゾウ
方言ゾウ

あいがとぐわした、昨日は随分助かったばい。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

ありがとうございました、昨日は本当に助かりました。

方言ゾウ
方言ゾウ

おかげさまで体調もよくなった。あいがとぐわした。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

おかげさまで体調も良くなりました。ありがとうございました。

方言ゾウ
方言ゾウ

その書類、送ってくれてあいがとぐわした。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

その書類、送っていただいてありがとうございました。

方言ゾウ
方言ゾウ

お祭りの準備、手伝ってくれてあいがとぐわした。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

お祭りの準備を手伝っていただいてありがとうございました。

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