方言「あいべ」を解説

「あいべ」はどこの言葉?

方言クマ
方言クマ

「あいべ」は三重県の方言だよ。

「あいべ」は標準語で?

あいべ

  標準語で、『歩け』『行け』

方言ハチ
方言ハチ

「あいべ」は、標準語の『歩け』『行け』という意味なんだよ。

「あいべ」はどういう意味?

「あいべ」は『歩け』『行け』を表す時に使われます。

方言イヌ
方言イヌ

たとえばね、遅刻しそうな時に急いで学校に行かなきゃいけないとき、「あいべ!遅れる!」って言うんだ。

また、友達を先に行かせるときも、「先にあいべ!」って言ったりするんだよ。

三重県では、そんなふうにどこかに行く時に「あいべ」という言葉を使うんだよ。

「あいべ」の語源・由来

方言博士
方言博士

「あいべ」は、「行け」という標準語が変化したものです。
もともと「行け」という言葉は、命令形で「行く」ことを促す表現ですね。
三重県では、この「行け」が独特の訛りを経て「あいべ」となったと考えられます。

言葉が地域ごとに変化するのは、その地域の文化や歴史、人々の生活様式に影響を受けるためです。

助手ヒヨコ
助手ヒヨコ

このように、「あいべ」という方言は、「行け」という意味の標準語が三重県独自の発音や言い回しによって変わった例なんです。

「あいべ」の使い方

方言ネコ
方言ネコ

もうすぐ学校の時間やで、急がなあかん!

方言ペンギン
方言ペンギン

ええっ、もうそんな時間か!あいべ、あいべ!

方言ネコ
方言ネコ

バスに乗り遅れるで、早うしよう!

方言ペンギン
方言ペンギン

わかった、わかった。走るわ、あいべ!

「あいべ」の例文

方言ゾウ
方言ゾウ

もう遅いから、早くあいべ!

標準語ウサギ
標準語ウサギ

もう遅いから、早く行け!

方言ゾウ
方言ゾウ

この道、あいべと通りやすいで。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

この道、通れば通りやすいよ。

方言ゾウ
方言ゾウ

遅刻するで、あいべ!あいべ!

標準語ウサギ
標準語ウサギ

遅刻するよ、急げ!急げ!

方言ゾウ
方言ゾウ

信号が変わるで、あいべ!

標準語ウサギ
標準語ウサギ

信号が変わるよ、急いで!

方言ゾウ
方言ゾウ

もっと速くあいべてみ。

標準語ウサギ
標準語ウサギ

もっと速く歩いてみて。

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