方言「あぐど」を解説

「あぐど」はどこの言葉?

方言クマ
方言クマ

「あぐど」は福島県の方言だよ。

「あぐど」は標準語で?

あぐど

  標準語で、『かかと』

方言ハチ
方言ハチ

「あぐど」は、標準語の『かかと』と同じ意味だよ。

「あぐど」はどういう意味?

「あぐど」は「かかと」の意味です。

方言イヌ
方言イヌ

「あぐとあへ(かかと合わせ)」は足の裏を合わせて座ることで、津軽地方では無作法とされているよ。

東北で同じ意味で広く使われています。

「あぐど」の語源・由来

方言博士
方言博士

「あぐど」は「あがくところ」の省略形です。

標準語「かかと」の語源も「足掻処・あがきと」とされているので、語源は同じになります。

助手ヒヨコ
助手ヒヨコ

古くは、「あぐど・あど」に共通する語形が全国で使われていて、九州では「かかと」を「あど」という形で使われています。

「あぐど」の使い方

方言ネコ
方言ネコ

あぐどさ、とぎ刺した

方言ペンギン
方言ペンギン

あらや、それは痛そうだね。早う抜かなきゃ、化膿するぞ。

「あぐど」の例文

方言ゾウ
方言ゾウ

あぐどさ、とぎ刺した

標準語ウサギ
標準語ウサギ

かかとにとげが刺さった

方言ゾウ
方言ゾウ

あぐどまで、よっくど洗え

標準語ウサギ
標準語ウサギ

かかとまで、よく洗え

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